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Tuesday 13 May 2014

フランスの病院(出産編)

またまたフランスの病院について書きます.
今度は妻が出産したときの経験をもとに.

妻が妊娠したかもしれないと自分の体の異変を訴えたため,
まず妊娠検査薬を買って試してみると陽性反応。。
すぐにジェネラリストに連絡をとり,診てもらうことになりました.

ジェネラリストは検査薬を見て
「妊娠ね」
と一言.よかったね,と.

その後,簡単な検査を行い,じゃあ次は一ヶ月後に来てねと言われました.
私たちは「何か気をつけることありますか?」と尋ねたら,
「生の魚と生の野菜は食べないこと」とだけ言われました.
生魚として初めに思いついたのは寿司,寿司は食べてはいけないのか.これは日本も一緒なんでしょうか?

そのほかは特に注意されることはありませんでした.
私たちがこの病院を訪れたのは6月.このとき妊娠1ヶ月ちょっと.
以前から旅行の計画を練っており,8月にシャモニー・モンブランへ行こうという話をしてました.
シャモニーっていったらケーブルカーで約4000mのところまで登るので,大丈夫か?と医師に尋ねたら「何を気にしてるの?行けばいいじゃない」と言われました(笑)
さらに,12月,ドイツのクリスマスマーケットへ行く予定だったので,妊娠8ヶ月の状態で飛行機に乗っていいか訪ねたら,同じ回答.
なんだか拍子抜けした感じがしましたが,旅行にも無事に行くことができたのでよしとしました(笑)

その後の経緯はまた後で詳しく書こうと思いますが,妊娠(日本の数え方で)4~5ヶ月くらいまでジェネラリストへ通います.その後,産婦人科へ移ります.
私たちは最初,このシステムを理解していなかったので,この先生に生まれるまで診てもらうのかと勘違いしていました.後に説明されて理解しました.

大きな病院だと,ジェネラリストと産婦人科が同じ建物の中にいて,妊婦さんは特に大きな移動をしなくてもよいところもあるようですが,私たちが経験したように,ジェネラリストと産婦人科が別れているケースも多く,その場合は妊娠から出産までのシステムが日本とは異なります.
これ以外にも検査のためのラボラトリーや超音波検査をするための診療所など,役割によって診療所が異なります.
フランスでの出産を考えている人はこのあたりを理解して,臨んでください.

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