スポンサーサイト

Tuesday 13 May 2014

フランスの病院

フランスの病院について説明します.

フランスにはGeneralist(ジェネラリスト)と呼ばれる医師がいます.
体調が悪くなったり,熱が出たらまずその先生のところに行って,薬を処方してもらうか,違う病院を紹介してもらうといったことをします.
このジェネラリストは街中だとアパートの一室に診療室を持っていたりすることが多く,診療所の数もたくさんあります.フランスへ住むようになったら,まず,掛かりつけの医師を決めておくと安心です.何かあったらまずそこへ行く!わけですから.

その掛かりつけの医師を決めるのは自分自身です.
家から一番近いところ,と決める必要はありません,自分の好みで決めます.
なので,みんな評判によって決めているようです.
特に小児科に関しては評判がかなり大切だと思いました.
私の子供の医師を決めるとき,近隣の人に相談したら,みんな口をそろえて「A先生(仮名)がいいよ」と教えてくれました.そこへ行ってみると,評判どおりいい先生でした.
日本でも同じ状況だとは思いますが,当然,人気の先生のところには人が集まり混雑します.
逆に人気のない先生は・・・大丈夫なんでしょうかね?

ただし,少しやっかいなのは診療所と薬局(ファーマシー)が別のところにあるということです.
例えば熱が出たとき,まず掛かりつけの医師のところに行きます,そして薬を処方してもらいます.そうしたら次に薬局へ行き,処方された薬を伝え,自ら薬を買います.
大きな病院だったら薬局が隣接されていることもありますが,街中は診療所と薬局は基本的に離れたところにあります.ですので,ちゃんと薬を買うまで気を抜かずにしましょう笑.

病院について,私にとってすごくおもしろかったのが,診療してもらった際,「医師にお金(診療代)を手渡しする」ことです.
街中の診療所は一人でやっていることが多く,そこの医師が予約,診療などを全てマネージします.なので,診療代の会計もその医師が行うのは当然です.
お金を渡すとき,なんだか生々しい気持ちになったのは私だけじゃないはず(笑)

No comments:

Post a Comment

南仏を紹介するブログ

南フランス(コートダジュール&プロヴァンス)を紹介するブログを開設しました.
タイトルは
Complete Southern France : 南フランス(南仏)の旅行・観光情報

筆者は南フランスのニース近くに住んでいるので,コートダジュールとプロヴァンスについてはより濃い情報が提供できるのではないかと思い,別のブログとして運営を始めました.

Complete Southern France : 南フランス(南仏)の旅行・観光情報Complete Southern France : 南フランス(南仏)の旅行・観光情報

南仏(南フランス)在住者による,南仏の風景・街並み・観光スポット・レストランを写真で紹介するブログ.

お時間のある方は是非ご覧ください!!