フランスの役所（待ち時間について）

フランスの役所について紹介．

フランスは「書類の国」なんて言われているようですが，私もまさにそう思います．
フランスに住むとなると，滞在許可証や免許証の取得等でたくさんの書類を役所に提出します．
この作業が本当に大変，もう一度言います，本当に大変なんです．

私は幾度となく役所に苦しめられました（笑）
それはフランスに来た当時，私が十分な知識と語学力をもっていなかったからというのが一番の原因ですが，入国後すぐにフランスの洗礼を受けました．
今後，このブログで数回に渡って，その洗礼を紹介していけたらと思います．

まずは一般的なことから．
「待ち時間が長い」
役所に何か申請したり，書類を提出する際は，並びます．とてもアナログなやり方で，整理番号札などありません，ついた順に並びます．
例えば滞在許可証の申請のため，朝から県庁へ行ったときは，県庁と窓口が開くのが9時からだったので8時頃から外で並びました．1時間前でも行列ができていて，結局窓口にたどり着いたのは10時。。つまり外で1時間ならんで，その後県庁の中に入り，さらに1時間待ってようやく窓口に辿りつきました．私がフランスへ来たのは2月，さらに滞在許可証を申請したのはいろいろな事情でニースではなくブルターニュ地方．2月のブルターニュ地方，めちゃめちゃ寒いんです。。それなのに外で1時間待ち・・・こんなことがざらにあります．

ニースへ来てからも，住所変更や滞在許可証の更新などで何度も県庁へ訪れました．
私の経験では，平均待ち時間は2時間，最長は4時間待ちでした．
申請する人はたくさんなのに窓口は1つか2つ。。さらに一人ひとりがたくさんの書類を持ち，窓口の職員が一つ一つチェックします。。そちゃ待ちますよね．
まぁこれは誰もが通る道のようで，フランス人でさえ同じことを言います．つまりこれは文化なんですね．
日本とは完全に違う間隔なので，これから移住を考えている方は覚悟しておいてください（笑）
県庁には日本との違いがたくさんあるので，何度かの記事に分けて書いていこうと思います．