南仏のコートダジュールやプロヴァンスと言えば綺麗な海!
確かにそうです.紺碧の海を見たら感動しない人はいないでしょう.
しかし,綺麗なのは海だけじゃありませんでした.
その海を一層引き立てる,いや,海と同等の美しさをもつ街並が南仏にはあります.
私のお気に入りの地,Ville-franche-sur-mer.
カラフルな建物が可愛らしいです.
南仏の代表的な観光地,Saint-Paul-de-Vence.
古い街並がそのまま残っています.
よく,ニースの「天使の湾」の写真がネットにアップされていますが,その写真の中に写る街並に注目してみると,これまた綺麗なんです.
ニースの屋根は基本的にオレンジ色で統一されています.これはニース中心地だけでなく,少し離れた街や山の中にある村でも同じです.紺碧の海とオレンジの街並のコントラスト,とてもまぶしいです.
建物自体の色も薄いオレンジや黄色,ピンクと言った色が多いです.
これもきっと,街をトータルでコーディネートしているのでしょう.
これは本当かどうかわかりませんが,決まった地域では,家を改装するとき,外壁や屋根の色は予め決められた色の中から選ぶと聞きました.
そうやって街並の景色を守っているんでしょうね.
また,こんなエピソードを聞きました.
ニースとカンヌの間の海岸線沿いに大きな特徴的なマンション?レジデンス?が建っています.これは絵葉書になるほど有名みたいです.しかしこの建物が作られたとき,情景を乱すとして苦情があったそうです.
観光業を考えると,海の近くに大きなホテルなどの建物を建てるのは定説と思いますが,それに勝る「情景の美しさの保存」つまり地元の方の「誇り」があるんでしょうね.
なんだか素敵ですね.
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